舞岡公園の昆虫図鑑


ツマグロヒョウモン

   チョウ目 タテハチョウ科タテハチョウ亜科

   大きさ (前翅長)27-38mm
   時 期 4-11月
   分 布 本州・四国・九州・沖縄

   野原や公園などに広く生息し、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多い。
   もともと南方系のチョウだが、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がった。
   また、地球の温暖化もこのチョウの隆盛に一役買っている。(ただし北国では冬越しできずに死んでしまう)


05.5.5


「堆肥場」のハルジオンはチョウをはじめ各種昆虫の食料採取場だ。つまが黒くないのでこれは♂。
後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられる。






05.5.29


長久保のノアザミでさかんに吸蜜行動をしていた。遠くで識別しにくいが、つまが黒くないのでこれも♂。






05.6.13


「谷戸見の丘」奥の草原を飛びまわったあと、翅を休めていた。なかなか表を広げて見せてはくれない。






05.7.1


営農田と「さくらなみ池」の間、園路から下りた叢でじっと翅を広げたいた。裏翅は見せてくれなかった。これも♂。






05.9.9


北門の生け垣上のガガイモの花で吸蜜。やっとメスに出会えました。






05.9.27


「ねむのき休憩所」付近のヒヨドリバナの花でゆっくりと吸蜜していた。






05.10.25

暖かさに誘われたか、栗林下の園路際で♂が花から花へと飛んでいた。



瓜久保付近の園路のアザミにもいた。






05.11.21

営農田の横の道路下で。寒くなっても、まだ姿を見せていました。






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