舞岡公園の昆虫図鑑


テングチョウ

   チョウ目 タテハチョウ科テングチョウ亜科

   大きさ (前翅長)19-29mm
   時 期 3-6月、9-11月
   分 布 本州・四国・九州・沖縄

   てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。
   羽根の表面にはオレンジ色の紋がある。鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)というもの。
   低山地の雑木林に多く、時に集団発生する。よく飛び回るが、すぐに地面にとまる。花で吸蜜することも多い。
   成虫のまま越冬し、早春から飛びはじめる。幼虫の食草はエノキなど。


05.6.5


長久保前の園路上にしばらくいたが、翅は拡げてはくれなかった。






05.6.9


狐久保の敷石道の斜面、上の方でひらひら飛んでは葉にとまっていた。表翅の模様が光に透けているので、はじめは何チョウだかわからなかった。






05.6.18


瓜久保の草原の木の上を飛んでいた。ゼフィルス探しの目でいると、すぐには判別がつかない。キタテハかとも思えたが同行のKさんが双眼鏡で確認してくれた。






05.6.21


休耕田の枯れ草の上で翅を広げていた。






06.3.14


「宮田池」に降りてくる山道。春の気配であらわれたのか枯れ草の上で翅を広げていた。






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