舞岡公園の昆虫図鑑


クロコノマチョウ

   チョウ目 ジャノメチョウ科

   大きさ (前翅長)32-45mm
   時 期 3-11月
   分 布 本州・四国・九州

   はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。
   はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。
   日中はうすぐらい雑木林の中にいてあまり飛ばず、夕方になると林内や林縁を活発に飛び回る。
   クヌギなどの樹液や、果実に集まる。夏型と秋型があり、秋型の方が大型で、より枯葉に似ている。
   幼虫の食草は、ススキ、ジュズダマ、ヨシなど。


05.8.21


朝の巡回時、サトキマダラヒカゲと一緒にクヌギの樹液を吸っていた。(写真の個体は夏型)






05.9.9


水車小屋前、サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、はてはオオスズメバチなどと一緒に、落ちた柿の実にかぶりついていた。すぐ近くまで寄っても逃げようとしなかった。






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