ヌルデ
03.7.27
山野に生える落葉小高木。高さは約5m。葉は奇数羽状複葉で互生し、葉軸に翼があるのが特徴。
小葉は4〜6対あり、長さ5〜12cmの長楕円形で、裏面には軟毛が密生している。
また、葉にできた虫こぶを五倍子(ふし)と呼び、染料などに利用する、のだそうだ。
今日は「自然観察会」。枝に翼のあるきたない葉の奇妙な木とは知っていたが、これがヌルデだと初めて教えられた。以後、いろいろな所で目につくようになった。
03.8.7
8〜9月、白い小さな花が円錐状に多数つく。雌雄別株。
長久保の向かいに数本生えているので、以後の撮影対象に選んだ。
この木は雄花を咲かせていたことが後になってわかった。
03.9.3
この木は下の写真の木で、雌花を咲かせていたことになる。
03.9.18
果実は直径4mmほどの扁球形で短毛が密生し、塩辛い白粉をかぶっている、そうだ。なめてみたのだろう。
04.1.3
葉を落とした枝になさけない姿で実が下がっている。
04.8.1
園路の南端カーブ近く。これは雄花ですね。花穂が伸びてきています。
04.8.30
上の写真の花が咲きました。
04.9.13
5番田んぼの東側の山裾に夕陽に赤っぽい花を沢山つけた木がありました。近づいて見るとヌルデの雌花でした。
04.9.19
駐輪場で、カラスザンショウと並んで実をつけていました。
04.10.31
園路の南端カーブ近くの株がきれいに黄葉していました。
05.9.8
長久保付近で、ハチの羽音がするなと上を見上げたら白い花でいっぱいだった。
アオスジアゲハもいました。
05.9.15
園路南端の株、実がついていた。赤い実なんだ。
05.12.12
青空にヌルデの実が下がっている。
06.4.16
長久保の前の園路際で、枝先のにぎやかな芽生えです。