舞岡公園の昆虫図鑑


ヤマトシリアゲ

   シリアゲムシ目 シリアゲムシ科

   大きさ 13-20mm
   時 期 4-9月
   分 布 北海道・本州・四国・九州

   体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
   頭部が長く前に伸び、オスはお尻をクルリと巻き上げている。
   初夏に現れるものは黒色で比較的大きく(この写真)、晩夏に現れるものは黄色っぽく小さい。
   黄色っぽいものはベッコウシリアゲと呼ばれ、昔は別種と思われていた。
   林縁部の葉上で見られ、よく飛ぶが、すぐにとまる。死んだ昆虫の体液などを吸う。



05.4.26

「堆肥場」で初めて見た。翅の模様がきれいでおどろいた。






05.4.26

横から見ると頭部とお尻の形がよくわかる。






05.5.17

「瓜久保」で見つけた。標本写真としては、こちらのほうが尻上げの様子がわかる。






05.6.9

古民家裏庭で、クモの巣の獲物と一緒にぶら下がってペアをくんでいた。






05.9.9

「松原越し」付近園路際で。この時期、以前の真っ黒でない薄茶色の個体が多い。






05.9.23

「ねむのき休憩所」下園路際で。薄茶色の個体を真上から見た。






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