舞岡公園の昆虫図鑑


モンキアゲハ

   チョウ目 アゲハチョウ科

   大きさ (前翅長)50-75mm
   時 期 4-10月
   分 布 本州・四国・九州・沖縄

   真っ黒で、後翅の白い紋が目立つ、大きなアゲハチョウ。
   林の周辺をゆったりと飛び、花で吸蜜したり、地面で吸水したりする。
   大きい分、はねが丈夫なのか、小雨の中でも平気で活動しているのをよく見かける。
   南方系で、西南日本に多く、関西周辺では都市郊外でもよく見られる。
   紀伊半島の海岸沿いの林や人家の周辺では極めて個体数が多い。
   幼虫の食草はカラスザンショウなど。


05.6.1


駐輪場のタニウツギの花でさかんに吸蜜行動をしていた。しろっぽい紋が光っていた。






05.7.31


「下の上屋」前の園路を右から左へ高速で飛んでいくのを追いかけ撮りしたが、はっきりと止まってはくれなかった。「流し撮り」第1号写真として掲載しておきます。






05.8.24


瓜久保−狐久保間の園路際にある満開のクサギの花にモンキアゲハが2頭吸蜜のために飛び交っていました。
こちらはカラスハゲハと見まごうが、白い紋で見わけられる。



こちらは真っ黒なきれいな表翅を見せてくれた。






05.8.26


星野富弘詩碑前の園路。未明までの台風のあとの水あとで、今日羽化したかという新鮮個体が長時間の吸水行動を見せてくれた。



別の写真をよく見たら、排尿シーンが写っていました。
そういえば吸水行動中さかんに排尿もしていました。






05.8.30


園路南部のクサギの花には大形のアゲハ類がよくきている。写真はモンキアゲハ2頭、ほかにカラスアゲハもいた。






05.9.2


今はモンキアゲハの盛りのようで、園内ではクサギを中心にどこでも見られる状態だ。写欲もよほどでないと起きない贅沢状態。
「前田の丘」の林の裾、クズの葉で翅を広げていた。
後翅の紋が隠れるので、飛んでいるところを見ていないと何アゲハか判りづらい。







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