舞岡公園の昆虫図鑑


コジャノメ

   チョウ目 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

   大きさ (前翅長)20-30mm
   時 期 5-9月
   分 布 本州・四国・九州

   はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ、茶灰色の地味なチョウ。
   雑木林の縁の草藪や林内で見られる。飛び方はゆるやかで、すぐに葉上などにとまる。
   腐果や獣糞など地面の汚物などにやって来ることが多く、樹液に来ることもある。
   幼虫の食草は、アシボソ、チジミザサ、ススキなど。
   ヒメジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が暗いこと、
   後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が4つ(ヒメジャノメは3つ)であることで見分けられる。
   また、本種の方がより薄暗い環境を好む。


05.5.12

ジャノメチョウの見わけに慣れていないので、まず撮影して帰ってから同定作業をする。これだけ沢山の目は現場では見分けにくい。






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