舞岡公園の昆虫図鑑


キアゲハ

   チョウ目 アゲハチョウ科

   大きさ (前翅長)36-70mm
   時 期 3-11月
   分 布 北海道・本州・四国・九州

   その名のとおり、やや黄色っぽいアゲハチョウ。
   前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができる(普通のアゲハでは縞模様になっている)。
   都会の真ん中で見ることは少ないが、少し郊外へ出れば、明るい草原で花を求めて飛び回っているのをよく見かける。
   オスは開けた山頂部で占有行動をとる。
   幼虫はセリのほか、ニンジン、パセリ、ミツバなどの野菜系の葉も食べるので害虫扱いされる。


05.6.5


長久保のノアザミでさかんに吸蜜行動をしていた。






05.6.13


上の写真のアザミがまだ咲き残っていて、アゲハも名残りの蜜を吸いにくるのだろうか。






05.6.21


「さくらなみ池」の水位が下がってヘドロ状態の池底でアゲハが集団吸水していた。手前の2頭がキアゲハ、後方の4頭はナミアゲハ。






06.4.28


今年初見の個体。狐久保のクワの木の下で。






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