舞岡公園の昆虫図鑑


カナブン

   甲虫目 コガネムシ科ハナムグリ亜科

   大きさ 23-29mm
   時 期 6-8月
   分 布 本州・四国・九州

   やや緑がかった銅色で、四角い頭部を持った、なじみ深い甲虫。
   緑色っぽいものから銅色まで個体による色彩変化がある。
   雑木林の内部や周辺で普通に見られ、都会の公園でも発生している。
   日中、活発に活動し、樹液に来たり、林の周辺を飛び回る。
   夜、灯火にもやってくる。自動車とぶつかって、道路で死んでいるのもよく見かける。
   普通の甲虫は、後翅を広げて飛ぶためには、堅い前翅を立てないといけないが、
   カナブンやハナムグリの仲間は、後翅と胴体の間に溝があって、前翅をたたんだまま後翅を広げるワザを持っている。



05.6.26

秘密の場所、訪問者第一号。懸命に樹液を吸っていた。





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