甲虫目 コガネムシ科カブトムシ亜科
大きさ(角除く) 30-53mm
時 期 6-8月
分 布 本州・四国・九州・沖縄
オスの頭部に大小2本のりっぱな角がある大型のコガネムシの仲間。
足には丈夫な鍵爪を持ち、強い力で樹木の幹にしがみつくことができる。
夜にクヌギなどの樹液に集まる。オスはケンカッぱやく、オス同志や他の虫と始終小競り合いをしている。
雑木林の周囲の灯火にもよく飛んでくる。
05.7.15
クヌギの根元、樹液の出る採餌場にいる♀(写真下)と、思いのほか早くて力強い逃げ足の♂。場所は内緒です。
05.7.29
しばらくぶりに「秘密の場所」に行ってみたら、カナブンとサトキマダラヒカゲと一緒に樹液を吸っていた。
05.8.10
思いもよらない場所の木を齧る♂。
同じ木に集団も。
05.8.17
今日もまだいました。
05.8.19
今日も無事、齧り痕がぐっと大きくなってきた。これは♀。
2日後の早朝、なんと足元が踏みしだかれて一匹残らず姿を消していました。とうとう見つかってしまったようです。
05.8.24
撮影行を終えての帰途、園路南端付近のヌルデの幹、目の高さにいました。薄暗い所とはいえ、ここは危険な場所です。
無事を祈って帰りましたが、果たして彼の運命や如何に。
05.8.28
早朝、瓜久保前のナシ畑のネットを上に向って歩いていた。果たして彼の運命や如何に。