舞岡公園の昆虫図鑑


ヒメジャノメ

   チョウ目 タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科

   大きさ (前翅長)18-31mm
   時 期 5-10月
   分 布 北海道・本州・四国・九州

   草原や林の周辺で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ。
   ふわふわと比較的ゆるやかに飛び、草の葉などによくとまる。
   人家の近くにもいる。花にはほとんど来ず、腐果や獣糞などに集まる。
   幼虫の食草は、ススキ、ササ類など。
   コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るいこと、
   後翅裏面の大きな目玉模様の上に並ぶ小さな目玉模様の数が3つ(コジャノメは4つ)であることで見分けられる。
   また、本種の方がより明るく開けた環境を好む。


05.6.1

疑いもせず「コジャノメ」としていたら、昆虫の先輩から「ヒメジャノメ」ではないかと指摘を受けた。小さな目の数が3つだった。






05.6.20

この個体も「コジャノメ」としていた。よく見たら、小さな目の数が3つだった。






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