舞岡公園の昆虫図鑑


ヒカゲチョウ

   チョウ目 ジャノメチョウ科

   大きさ (前翅長)25-34mm
   時 期 5-9月
   分 布 本州・四国・九州

   雑木林の縁の草藪や林内で見られる薄茶色の地味なチョウ。
   はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。クロヒカゲに似るが、色がうすく、少しぽってりした雰囲気。
   人の気配に敏感で、草にとまっているのを見つけても、すぐ林の中に逃げ込んでしまうことが多い。
   樹液に来ているのもよく見かける。関西などでは普通種だが、東北や九州では分布が限られる。
   幼虫の食草は、タケ、ササ類、ススキなど。


05.6.12


公園中の木陰を飛び回っているが、なにしろ暗い所が好きらしくて上手に撮影できない。






05.6.13


狐久保の敷石道でじっととまっていてくれた。翅裏の模様がよくわかります。






05.6.14


営農田の東側の小道の葉の上で翅を広げて休んで(?)いた。




横からフラッシュを焚いても飛ばなかった。






05.6.26


「ねむのき休憩所」下の園路、落下した熟したクワの実を群れが食事していた。






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