舞岡公園の昆虫図鑑


アカボシゴマダラ

   チョウ目 タテハチョウ科

   大きさ 50mm前後
   分 布 沖縄

   中国産が埼玉県、横浜市南部に密かに移入されて繁殖しているのは生態学上の問題がある、
   としばらく前に聞いたおぼえがある名前だった。
   舞岡公園でも繁殖しているらしい。


05.5.28

「中の上屋」の反対側の藪にカワセミがとまっていると観察している人たちの隣の、私の関心はそちらへ向ってひらひらと飛んでいく大型の白いチョウでした。
木の高みにとまったのを確認すると、カワセミのことは忘れて跳んで行きました。撮れたのがこの写真。
おかげでカワセミは飛び去り、観察者にご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。

種名が不明だったが、昆虫の先達さん、大先輩に「おそらく白化した春型の♀だろう」と教えられた。






05.6.1

「ねむのき休憩所」のイボタノキの白い花の上を大きな白いチョウがひらひらと飛んでいた。動きに追いつかず、ピントも合わせられなかった。






05.7.25

狐久保入り口右手の木。目の高さに「さあお撮りなさい」とばかりにとまってくれた。








05.8.4

「中の上屋」へ降りる階段の脇のクワの葉にしばらく止まっていた。
今日はこのほかに2頭観察。すっかりここ舞岡公園に定着してしまったようだ。






05.8.6

狐久保の敷石道に入ってすぐ、よろよろ飛んでとまったが、尾羽打ち枯らした姿だった。繁殖の役目は済ませた個体なのだろうか。






05.8.10

狐久保の階段脇のサクラの木に、ひらひらよろ飛んでとまった。



8番田んぼの作業道で吸水行動をとっていた。すぐ近くで撮影しても気づかないふうだった。

珍しいチョウどころか、今いちばん目につくチョウだ。






05.9.18

今日は園内のいたるところで観察した。
小谷戸の里の掲示板付近の園路で。



水車小屋前の柿の木の下で。






05.9.23

水車小屋前、アオキの葉の上の柿の実を争って2頭が角つき合わせていた。






05.12.21

瓜久保、かっぱ池畔のハンノキの下にあるエノキの幼樹の枝分かれの股の所にいた。下から登ってくるゴマダラチョウの幼虫を排除して、生存競争に打ち克つのだそうだ。
背中の突起が4対あって、ゴマダラチョウは3対なのだそうです。





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