舞岡公園のきのこ図鑑


オニフスベ


  ホコリタケ科

  夏から秋、庭先や畑、雑木林、竹林などにの地上に大型の子実体を生じる。
  子実体は白色の球状で、直径は20〜50cmにも達し、あたかもバレーボールが転がっているように見える。
  幼菌の内部は白色で弾力があるが、次第に褐色の古綿状になる。
  これは弾糸と呼ばれる乾燥した菌糸組織と担子胞子から成る胞子塊である。
  成熟すると外皮がはがれて中の胞子塊があらわれる。
  胞子塊が風に吹かれると次第に弾糸がほぐれて胞子を飛ばし、跡形もなく消滅する。
  胞子は球状で突起がある。肉が白い幼菌は食用になる。



05.11.4

事務所の裏山の雑木林で。






10.10.3

公園とはちょっと外れた裏山の竹薮で。





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