参加記録

平成16年5月

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5月23日(日) 「自然観察会 雑木林に入ろう」

 ・今日は約20人が参加。案内は神山さんと川本さんのお二人。
  一昨日朝、台風が通過した後の「梅雨寒」。今にも雨がきそうな中、花の木を探る。

  スタートの小谷戸の里の掲示板前で4種の白い花を咲かせる木、ヤマボウシ、ウツギ、ハコネウツギ、エゴノキ
  を見る。
  「中の上屋」付近で二本並んでいるガマズミの右手の木は実はコバノガマズミであることを教わる。
  クリの雌花を見つけるのに苦労する。まだ花が出始めたばかりなので、判りにくいのかも。


(上左から、ヤマボウシウツギハコネウツギエゴノキ
(下左から、ガマズミ、コバ(小葉)ノガマズミ、コナラクリの雄花(長い方)と雌花(短い方))



 ・遅れて登場するお姫様「ヒメジオン」と前から咲きそろっている「ハルジオン」との違いを
  参加者全員が、はっきり区別できるようになった(だといいですね)。

  ヤブジラミの実がズボンにびっしりくっついていた。(今は、シラミを知らない幸福な時代)
  アケビを全員で捜す。幼樹が足元に何本も生えていた。
  イボタノキの芳香が漂う。タラノキの受難を乗り越えての成長を祈る。

(上左から、ヒメジオンハルジオンヤブジラミアケビの幼樹)
(下左から、イボタノキタラノキの林、ネズミモチ?(実がつく秋まで待ち)、イボタノキ?(葉の形が違うのだが))



 ・雑木林の一角に「定点観察ポイント」があり、「雑草」が生い茂っている。
  ヤブジラミとならんで刈り込みが進む林縁にウシハコベが猛烈な勢いで広がっている。
  この1〜2年、日当たりのよい所にはスイカズラが増えている。
  マユミの花を捜したがほとんど実になりつつあって見つかったのは少しだった。

  アケビの実を捜している時、視線の先にアカゲラが飛んできてバードウォッチング会となった。

(左から、定点観察ポイント、ウシハコベスイカズラ(ノイバラと)、マユミの花(5/14時点))






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