歩いた全記録

平成15年4月〜

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4月4日(金)
 ・昼間晴れ、夜雨。寒い。
 ・舞岡公園警備の本番開始。Aさんと。懐中電灯の球がすぐに切れて役立たず。
  判子も忘れる。曇り空だと街の明かりが反射して明かりなしでも歩けるので驚く。


4月6日(日)
 ・朝6時起き。昨日の風雨が嘘のような快晴・無風のきりっとした朝だ。
  7時すぎに家を出て朝の巡回を開始。たんぼをはじめ陽の当たった所から湯気が上がっている。
  犬と散歩の人と行き違い挨拶すると気持ちがよい。
  今朝もうぐいす、こじゅけい、ヒヨドリの合唱の中。
  きじの声も聞いた。瓜久保の警報装置の解除に失敗、警報を鳴らしてしまった。
  あとは順調にいき終了。
 ・夜の巡回、Gさんと。懐中電灯の電球が2つ切れる。
  帰って調べると、2.8ボルト用で1.5ボルト電池3本では切れるわけだ。


4月8日(火)
 ・明け方からの雨と風で桜花が散り始めるだろう。
  9時、きのうの「花見紀行」で見残したお膝元の舞岡公園「おおなばのおか」へ行って見ると、
  満開の大島桜・染井吉野・八重桜の盛大な花吹雪と、湿った地面には花びらのじゅうたん。絶景だ。
  カメラマンがこの光景を一人占めしていた。


4月10日(木)
 ・舞岡公園の花の撮影に。桜の各種を中心に。帰りにKさんに会う。
  休みの日だが総会準備で休んでいられないとのこと。


4月11日(金)
 ・夜の巡回中、Aさんから越冬した「くびきりす」の声、「シュレーゲルあまがえる」の声を
  教えてもらう。いろいろの事を教えてもらえそうで楽しみだ。


4月13日(日)
 ・朝の巡回。鳥の声がにぎやか、聞きなれない声で名前を知りたい。「しめ」を肉眼で識別。


4月18日(金)
 ・夜の巡回。「クビキリス」を捕まえてくれたが、手渡された時に噛み付かれびっくりして
  足をとってしまった。「今年はウシガエルが大発生するかも」とはAさんの予測、
  はたして如何。


4月19日(土)
 ・風が強い。カラタチが瓜久保の垣根で咲いていることに気づく。向かいの梨畑も真っ白の花盛り。
  レンゲと桑の花も盛りが近い。


4月20日(日)
 ・雨の予報、早朝はまだ曇り。巡回スムーズに終える。
 ・夜の巡回、初めての雨。レインウェアを着る。


4月27日(日)
 ・朝の巡回。「行楽日和」の予報だが曇りで涼しい。新緑がめざましい。
  田んぼでは苗代がつくられいよいよ田仕事が忙しくなるようだ。
  私には判らない花をみつけた。ホームページに追加。
 ・夜、公園の歓送迎会。1時間だけ参加。ホームページ開設したことを宣言。
  続いて巡回に。Gさんが瓜久保を済ませてくれていた。


4月29日(火)
 ・3時半から舞岡公園に写真撮影に。はるじおん、すいば、たんぽぽの天下。
  2日前にくらべ花の開き具合が大きく変化していて、さすが成長の春だ。
  帰りに事務所に顔を出してホームページのアドレスを掲示してもらう。
  今日撮った写真を早速アップした。


5月11日(日)
 ・朝の巡回。園内のピンクのウツギが満開、緑の中の赤みが目覚しい。
  さくらなみ池の笹薮の中でヨシキリが声高に鳴いている。考えてみると初めて聞いた声だ。
  ノバラが咲き始めた。鵜が潜って漁をしていた。


5月18日(日)
 ・朝の巡回。みずきの花が散りおわって、うつぎが咲き始めた。ノイバラの白い花が目につく。
  桐の花の寿命が長い。はこねうつぎの赤い花びらが地面を覆っている。


5月25日(日)
 ・朝の巡回。うつぎの花があちこちで目立ち始めた。例の、「卯の花の匂う」季節になったようだ。
  はこねうつぎ、ノイバラの花が終わりかかっている。
  葦の花穂が伸び始めている。今まで特に注意して見ていなかったので
  「へー、こんな穂だったんだ」と思った。
  田んぼは水が張られて、代掻きが済んだ田もあり、田植えは来週あたりから始まるようだ。
  桑の実が黒っぽくなりはじめ、めざとくキジバトがついばんでいた。


5月28日(水)
 ・ひさしぶりに平日の午後に歩く。田植えが済んだ田がいくつかあった
  柿の花が終わりかかっていたのに気づく。
  「宮田池」のほとりにきいちごの実がオレンジに実っていた。
  池の縁を歩くとボチャン・ボチャンとオタマジャクシがいっぱい逃げる。
  ウシガエルが大発生するとの予想が当たりそうだ。カワセミが棒杭に留って小魚をとっている。


6月8日(日)
 ・朝の巡回。きのうの膝の痛みを残して歩くのが辛い。
  あじさい、どくだみ、ひるがお、ほたるぶくろ、が咲き始めていた。
  朝はうぐいす、こじゅけい、しじゅうからの声で賑やかだが、ホトトギスの声が聞けず。


6月11日(火)
 ・事務局に行く用があり巡回。膝の痛みは大分とれていた。
  「さくらなみ池」隣りの大きな田んぼで金井幼稚園の父兄が賑やかに田植えをしていた。
  「もみじ休憩所」脇の藪の中から、「キョ、キョ、キョ」の連続鳴き声がしていた。
  足を潜めて覗き込むと「こじゅけい」だった。「チョットコイ」ではない声、メスだろうか。
  慌ててカメラを構えたが気づかれて間に合わず、残念。
  今日は、しおからとんぼ、赤とんぼを初見。夏椿が咲き始めていた。


6月13日(金)
 ・夜の巡回。梅雨に入って蒸し暑い。昼間の雨が上がり、満月が流れる雲の合間に顔を出す。
  夕闇の中に栗の花の匂いがきつい。
  先週の金・日の夜、観ホタルの会があった由で今晩まで生き続けているか懸念したが、
  「おんどまり保護区」で、木に群がって点滅している金色の光が見え感激した。


6月15日(日)
 ・朝の巡回。梨、柿の実が小さく成りはじめていた。
  炭焼きグループが徹夜作業の引継ぎをしていた。
  本当は2泊3日でゆっくり蒸し焼きするところを、まる1日で焼き上げるので
  収率は2割になってしまうそうだ。


6月22日(日)
 ・朝の巡回。桐、みずき、うつぎなど花を咲かせていた木々に青い実がつきはじめている。
  コウゾの実が赤橙色に色づいていてきれいだ。
  星野富弘詩碑の近くで群生しているオカトラノオが咲き始めた。
  林床の藪の中にナスの花のようなかわいい花を見つけた。図鑑で見たら「ワルナスビ」とあった。
  おとといの夜の巡回の時に群舞するホタルを見た。
 ・鳥の声もにぎやかだ。姿が見えないが、うぐいす、こじゅけいにホトトギスも加わって
  「法・法華経」「ちょっとこい、ちょっとこい」「特許許可局」との聞きなしで頭が忙しい。


6月29日(日)
 ・朝の巡回。「古民家」の裏庭で「半夏生」の花が咲き葉が白くなっているのを見つけた。
  最近、タケニグサ、ヤマボウシ、ワルナスビなどの「雑草」の花も近づいてよく見るとかわいいもの
  と思うようになった。
 ・夕方、久しぶりに舞岡の散歩コースを早足で巡る。
  瓜久保のネムが満開になりかかっていることに気づく。
  「舞岡神社」の参道に植物で編んだ輪が飾られていた。説明板があって、
  「茅(ち)の輪」という6月と12月の晦日の行事で、あす6月30日「夏越の祓(なごしのはらえ)」といって、
  「6月(みなつき)の夏越の祓えする人は千年(ちとせ)の齢(よはひ)延ぶと云ふなり」
  と唱えながらこの輪をくぐるのだという。明日はでかけるので見物できず残念。
  このコースの途中には、3体の道祖神(内、2体は双体道祖神)がある。
  今でもそれぞれの谷戸の人たちによって祀られているようだ。









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